【背骨の動きと運動】
パーソナルトレーナーの衣笠です!!
ところで皆さんは背骨を動かせますか?
あまり気にした事もないかと思いますが、
身体のスムーズな動きは背骨が担ってると言っても過言ではありません!!
例えばバレリーナが優雅に動けるのは背骨がキレイに動くからです。
今回は普段の姿勢を良好にする背骨の動かし方を紹介させていただきます。
どなたでも出来る簡単な運動です。
その前に背骨について知っといてもらいたい事があります。
【背骨のしくみ】
頸椎7個、胸椎12個、腰椎5個そして仙骨、尾骨合わして26個で構成してます。
【背骨の役割】
生理的湾曲(S時カーブ)により上下運動の衝撃の吸収。脳へのダメージを防ぐ。
【背骨の特徴】
頸椎=スタビリティ関節(安定)
胸椎=モビリティ関節(可動)
腰椎=スタビリティ関節(安定)
分かりやすく言うと頸椎、腰椎は安定を要して、
胸椎は可動を目的とした関節と言う事です。
姿勢が悪い事により背骨に過剰な緊張が入り、
動いてはいけない関節が動き腰痛を引き起こしやすくなります。
一般的に多い反り腰は、
スタビリティ関節である腰椎がモビリティ関節の働きをしてしまい、
過剰運動により関節を痛める事があります。
その他に円背は身体がCカーブ(一次湾曲)になり、衝撃吸収が局所にかかる。
よって背骨を整える事によって、姿勢が良くなり身体が安定します。
ではただ単に背骨を動かしたら良いのでしょうか?
大切なのは、何処を動かすかです!!
身体の重心が悪ければ、背骨は動いてくれません。
そもそも日本人は農耕民族でしたから、西洋人比べて骨盤は後傾位にあります。
それを前傾にするとなると腰椎を動きやすくなります。
腰椎では無く、モビリティ関節の胸椎が動いて欲しいです!!
背骨(胸椎)の動かす為の最適な運動はこちら↓↓↓
(注意)2倍速なので実際はゆっくり行って下さい。
1種類20回を目安に行って下さい。
1ヶ月後にはスムーズに動いて来ますよ。
胸椎から動く事により無理なく動けて、腰痛の緩和にも繋がります。
まずは胸椎を動かしやすくする為に手首や腕を柔げて下さい。
力みが無い方が楽に動きます。
気になる方は毎日やっても大丈夫です。
背骨がキレイに動くと立ち方が変わり、
運動効率性も上がります。
立ち方で人のイメージも良くなります。
まさに一石二鳥です(*´艸`)
皆さんの日頃の生活、運動に活かしてもらえたら嬉しい限りです。