スイム・バイク・ランの3種目を一気にクリアするトライアスロン
トライアスロンは独特のスピード感があり、何より強靭な体力はとても格好いいですよね。
しかし、始めようと思っても必要な持ち物は?練習方法は?などわからないことが多いでしょう。
競技会の規模も初心者でもトライできる短距離の大会から、更なるタフさ・スピードを競うロングディスタンスまでさまざまです。
まずはトライアスロンの世界をのぞいてみましょう。
トライアスロン(triathlon)とは
tri(3)とathlon(運動)
ラテン語の単語を組み合わせた造語で、スイム(水泳)・バイク(自転車)・ラン(長距離走)の3種目を連続して一人で行う競技です。
年齢や体力、性別を問わず、自分のペースでトレーニングできることからジュニア世代からシニア世代まで幅広く、生涯スポーツとしても愛好者は年々増加しています。
揃えておきたいグッズ トライアスロンを始めるために必要なものとは!?
まずは必要最低限、練習に必要なものを揃えてみましょう。
大会独自のルールとして、着用ウエアや使用グッズにも細かな違いがあります。
バイク・ランはトライウエア(トライアスロン用ウエア)の着用が義務付けられています。
目標の大会があれば、一度大会要項に目を通しておくことをおすすめします。
スイム
基本は競泳用を準備します。
スイムキャップは大会で支給された場合、着用が義務付けられています。
スイムウェア |
普段の練習で使用。競泳用を準備する。 |
スイムキャップ・ゴーグル |
|
ウエットスーツ |
大会の気象環境によって着用を推奨、または義務付けられることもある。 |
バイク
自分の体格に合わせたものを専門のショップで選んでもらうといいでしょう。
バイク |
ロードレースタイプから選ぶ。 |
ヘルメット・グローブ |
安全のために必須である。 |
ビンディングシューズ |
シューズとペダルを固定する専用部品(ビンディング)が付いている。 |
バイク用パンツ |
お尻部分にクッションが入っている。 |
ラン
シューズ |
自分のサイズに合ったものを選ぶ。 |
キャップ |
陽射し対策として重要である。 |
ランウエア |
通気性・速乾性の良いものがよい。 |
準備期間と練習法
目標とする大会のスイム・バイク・ランの距離を無理なくこなせることを練習課題とします。
大会で課される距離を一気にこなす必要はありません。
継続できる練習量で少しずつ距離を伸ばしていきましょう。
練習量だけに気をつかうのではなく、普段からこまめに動く習慣をつけたり、休養・栄養補給などの健康管理に気を配ることもとても重要です。
体調管理も完走への近道
長時間有酸素運動を行うトライアスロンは呼吸器・循環器系の負担が大きい競技です。
初心者だけではなく経験者でも体調不良は起きやすいものです。過度の疲れなど体の異常を感じたら勇気をもって休むことも、完走のために大切です。
レースの1週間前からカーボ・ローディング(エネルギーを通常より多く蓄積するための運動法と栄養摂取法)を行い、体の中にエネルギーを貯めておくこともおすすめです。