こんにちはat ease尼崎パーソナルトレーニングジム
契約パーソナルトレーナーの藤原です。
今回は投球時の腕の使い方をテーマにブログを書きたいと思います。
タイトルにあるように日本では、投球時肘を上げろと言われることが多いように思います。
しかし、私は「肘を上げろ?」と、ずっと思っていました。
当然、投球時肘は肩の高さより上がっていなくてはなりません。
これは、肘だけではなく肩への負担が少なく傷害・障害予防になるかです。
肘・肩への負担が少ないということは、パフォーマンスupにもつながります。
ここで疑問視している「肘を上げろ?」は、コッキング時に肩関節を大きく内旋(肩を内側に捻じる動作)
させ、手が地面を向き、肘から腕を上げる動作を指しています。
この肘から上げる動作により、肩甲骨は前傾(肩甲骨が前に傾く)し、腕が上がりにくくなるため、
実際の投球時には肘下がり原因になります。
投球時のエネルギーは、肩関節の最大外旋位からの内旋運動により生まれます。
しかし、コッキング時に肘から上げてしまうと、内旋位で腕を上げるため、
最大外旋位になるのに大きな動きが必要になり、これが肘・肩には大きな負担となります。
投手は野手と違い、投球数が多くなるため、故障の原因になってしまいます。
※実際には野手はこのような投げ方はしていませんが・・・
では?どのような腕の上げ方良いのかというと、普段しているような
自然に手を上げる動作です。
投球時だけ違った動作をするのはおかしいですよね?
他国の投手を見ても、このような極端な動作をしているのは、日本人投手ぐらいです。
他競技を見てもこのような投動作を見ることはありません。
MLBでは当たり前のことで、肘の故障から復帰を目指す大谷選手もこの腕の使い方に改良中のようです。
野球をされている方、お子様が野球をされている方、指導者の皆さんも参考にされてはいかがでしょうか?
at easeパーソナルトレーニングジムではこのようなご要望だけではなく、様々なご要望にお応えできるスタッフを揃えております。
ご興味を持たれた方は、一度お問い合わせください。
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