こんいちはat ease尼崎パーソナルトレーニングジム
契約パーソナルトレーナーの藤原です。
当ジムには一般の方からアスリート、プロを夢見るJr選手まで幅広い多くの方が通われています。
その中には、ゴルフをしながら中学校の陸上部に所属し、スプリント競技にも取り組んでいる、
二刀流選手もいます。
何故、中学校で陸上部に入ったかというと、陸上競技は基本動作を究極にまで高める競技だからです。
今後のゴルフ生活にも絶対に役立つということで、親御様と話し合い、陸上部に入ることになりました。
更にこの時期は、心肺機能も加速的に向上する時期ですので、最適の競技だと思います。
今回は、いかに効率よく速く走るかをテーマにしてお話ししたいと思います。
スプリントと中・長距離では多少の違いはありますが、ランニングやマラソン競技を趣味にされている、
市民ランナーの方にも十分参考になると思いますので、このブログを読んで一度試してみてください。
走る、歩くなどの移動のための動作は、重力といかに上手く闘うかがポイントになります。
以下にポイントを挙げていきたいと思います。
①スムーズな加速
まずはスタートからいかにスムーズに加速するかです。
スプリント、長距離走、野球の盗塁などでもスタートの姿勢は身体を低く構えます。
スプリント競技のクラウチングスタートは、特に顕著ですよね
これは、高い位置に重心があると重力加速度が大きいため、止まった状態から身体を加速するのに
不利なためです。
重心を低い位置から徐々に高くしていくことで、下向きにかかる重力加速度を前方への加速に変え
スムーズに身体を加速させていきます。
この局面で重要なことは、歩幅を大きくせず小刻みに動かし、身体を支えながら徐々に身体を
起こしていくことです。
②トップスピードへの加速
スタートから十分な加速ができれば、トップスピードへ向けて更に加速することです。
ここではしっかり上体を起こし、手足を大きく振りストライド伸ばすことが重要です。
この局面では前へ進もうとするのではなく、重心(腰)の高さを高く一定に保ち、
手足を素早く徐々に大きく振っていくことを意識してください。
手足を大きく上方へ振ることで、重力に逆らい身体を高く保つことができます。
③トップスピードの維持
100メートルなどのスプリント競技を見ていると、世界のトップ選手たちは後半
大きく加速しているように見えます。
しかし、実際は全ての選手がの60メートルから70メートル地点でトップスピードに達し、
そこからゴールへ向かって徐々にスピードを落としています。
この局面で重要なことは、いかにゴールまでトップスピードを落とさず維持するかです。
②の局面より手足の振りで身体の高さを保つことが重要になります。
ランニングやマラソンでは③のトップスピードの維持を心がけて走ってみてください。
以上、走りを3つの局面にして説明してみました。このブログをご覧の皆様も、
明日から試してみてはいかがでしょうか?
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